アナログの機(はた)で使う柄データは紋紙で、厚紙に穴を開けたものを使います。
穴の開いている部分のタテ糸が引き上げられヨコ糸を通すことで柄が織り上がります。
でもこれってよく考えるとデジタルの仕組みと全く同じで、穴が開いているか開いてないか、また穴の開いている配列で柄が出来上がるのは、まさしく0と1の配列でプログラムされているデジタルの仕組みと同じだと言うことがわかります。
明治の初めにジャガードがフランスのリヨンから入ってきましたが、まだコンピューターが一般的でない時代にすでにデジタルの仕組みが応用されていたことに驚かされます。