京都には、お寺や神社がたくさんあります。
それに合わせて、社寺、街道にゆかりのお菓子もたくさんあります。
今宮神社はあぶり餅、上賀茂神社はやきもち、下鴨神社は申餅、みたらし団子など。
今日は、毎月二十一日東寺の弘法さんの日に出される、どら焼きをご紹介。
薄い生地にこし餡を包み、竹の皮に包んだお菓子です。一般的な丸いどら焼きとは、全く違いますね。
なんとなくいにしえびとの味がします。
もともと東寺の修行僧のおやつとして銅鑼の上で焼いたことから名付けられました。
毎月十九日〜二十二日のみの販売ですが、
今回は、緊急事態宣言が解除されてから初めてのお店再開という事で、特別に販売されたそうです。
コーヒーは、"コーヒーが恋人"の焙煎士のこだわりのものです。
カップ 澤村陶哉
器 穂積和彦
日野にある臥龍窯(登窯)で焼いています。たいへん薄く、上品な作品です。
店内にて、販売しております。