About Maru Sankaku Shikaku no Toku
京都の長屋でギャラリー・喫茶・文化体験
約四十年前に現在の二階建ての長屋のうち一軒を購入。塾を開き、小中高生を指導してきました。しかし、築百年以上の長屋の老朽化が著しいため全面改修を施して昔の町家のたたずまいを復元、住居にしていた一階をギャラリー兼カフェ「○△□徳」(まる、さんかく、しかくのとく)としました。
平成三十一年二月下旬に開店し、二階は引き続き塾を開いております。坪庭に面する座敷のギャラリーでは、京都の作家が手掛ける茶道具・人形・皿・漆器などの鑑賞、味と香りで茶をきき分ける茶歌舞伎、投扇興、煎茶道、抹茶道、百人一首、書道などの文化体験や、京都検定一級合格者による「京都よもやま話」をお聞きできます。
また、食べるお茶などの紹介、京都文化に関するワークショップなども随時行っております。
日本文化を体験できる心地よい空間づくり
これからはグローバルな世界で生きていかなければなりません。国境を超えて世界に出ていく人々、特に若い方は自分の生まれ育った国のことを理解し、自分が日本人だというアイディンティティを自覚することで海外でも活躍してゆけるのではないでしょうか。というのも、日本人というアイディンティティを持つことによって自分とは異なる国の文化を理解することができると私は考えるからです。○△□乃徳では様々な日本文化体験を提供し、日本文化への理解を深めるお手伝いをしたいと考えております。
また、日本の方のみに限らず海外からのお客様にも日本文化を正しく理解していただきたいと思っております。日本のすばらしさを知ってもらうために、何度も訪れたいと思える空間を創ってまいります。
若い方・外国からのお客様以外に老若男女関係なく、日常の生活から少し離れた古き佳き時代の非日常の世界を楽しみ、幸せな気分で明日からの生活の糧にしてもらいたいと考えております。
このような想いで、○△□乃徳を開店いたしました。