"冬すぐそこに "
"子供らの 落葉ふみふみ 楽しげに カサコソカサと 冬がまた来る"
秋の綺麗な紅葉が散って赤や黄色の落葉が庭を彩っています。
なにかとせわしない師走の月、今日は文人画家であり、
煎茶家の中谷素履先生のwebサロンから届けられた粉紅茶を、
中国宋の時代の様式に沿って入れてみました。
シャワシャワと茶筅を振るとクリーミーな泡が立ちます。
日本に茶を伝えたのは、建仁寺の栄西禅師といわれていますが、
栄西禅師は、入宋した時に茶の製法などを持ち帰り日本に伝え、
それが千利休によって完成され日本独特の抹茶の文化茶道になりました。
中国では抹茶は宋時代に盛んになりましたが、それからはつかわれなくなりました。
宋代のお茶がどのようなものかは分かりませんが、その時代に想いを馳せて頂いてみました。
お店の紅葉はまだ色づいてはいませんが、お庭を眺めながら、
美味しいお茶やコーヒーでゆっりしたお時間をお過ごし下さい。