お盆休みで、御精霊さん(おしょらいさん)をお迎えしたり、お墓参りと忙しい時期です。
亡くなられた方は、胡瓜の馬に乗ってこの世に戻られ、16日には牛に乗ってあの世へ帰られます。
16日は、五山の送り火の行事が3年ぶりに行われます。
大、妙法、左大文字、船、鳥居と午後8時から順にともされますが、明治以前は、「一」や「蛇」などほかにもあったそうです。
大文字に灯火がともると、ガラスのコップに水を入れて大の文字をうつしながら、ご先祖様をお送りし、無病息災、家内安全を祈ります。
大文字の"大"は、いつ頃から始まったのか分かりませんが、弘法大師空海が始めたとか、室町八代将軍義政が子の冥福を祈り始めたとか説はいろいろですが、地域の民衆が守り受け継いできたからこそ、今も大切に残っているのです。
西ノ京村の円町も大文字と船が綺麗に見えます。是非足をお運びください。
○△□乃徳は、16日のみ21時まで営業しております。どうぞお立ち寄り下さい。