お菓子 鶴屋吉信 わらび餅
器 澤村陶哉作 雪輪
夏の風物詩の一つ、家の軒先で風鈴の涼しい音に耳を傾けると、風のリズムが感じられリラックスできます。
禅宗の道元禅師(曹洞宗開祖)の師である、天童如浄禅師の風鈴の詩をご紹介します。
渾身口に似て 虚空に掛かる問わず
東西南北の風 誰が為に船芳を談ず
滴丁東了 滴丁東了
(意)風鈴は軒下に掛かっている。全身口ばかり。
風鈴はいずれの風をもきらわない。等しく私達に仏の教えを説いている。
どう説いているかと言うと"チリーン チリーン"と順境の時も逆境の時も一生懸命生きよと説いている。
コロナ禍の大変な時代ですが、一生懸命未来の為に頑張りましょう。
風鈴の清らかな音を聞いて、美味しいわらび餅と冷茶をご用意しております。
涼みにお出かけ下さい。
"風鈴の 音涼やかに 京の夏"