この時期は、田植えを始める時の農耕儀礼として、早乙女が神迎えをする「斎籠り」という儀式があります。
けがれから遠ざけ身を清めて田植えをする女性が、斎籠りをする家のまわりに、
香りの強い菖蒲やよもぎの葉を吊るして厄除けをしました。それが今に伝わっています。
今日は、お店の屋根で守ってくれている鍾馗さん、菖蒲とよもぎ、金太郎さんと熊さん、元気な鯉を飾ってみました。
金太郎は、北村美音 作です。
鍾馗さんは、中国の玄宗皇帝の夢の中に現れ、玄宗皇帝の病を退散させました。
コロナウイルスも退散させてほしいですね。
明日は菖蒲のお風呂に入って、厄除けしてみて下さい。
「蓬生つみ 山にわけいり見上げれば
しげれる若葉 かおりさやかに」