「京の小話」
"屋根より高い鯉のぼり 大きい真鯉はお父さん…"
5月晴れの空に元気に泳いでいる鯉のぼり。
鯉のぼりの1番上に五色の吹き流し。
元々は、青赤黄白黒でしたが、だんだんカラフルになり、黒白の代わりで緑や紫の色が使われるようになりました。
初めはこの5色の吹き流しだけでしたが、江戸時代、五代将軍綱吉の頃、今の形が生まれました。
鯉が滝を登ると龍になると言う中国の故事から子供の成長立身出世を願って飾られたと言われています。
床の間の鯉も兜も、家に昔からあるものですが、子供たちの成長を願って大切に飾られてきたものです。毎年毎年変わらないもの…それも大切にしていきたいですね。
【ギャラリー&喫茶】
まるさんかくしかくのとく
営業時間 9時半頃〜18時頃
定休日 木曜日
京都市中京区西ノ京北円町
JR円町駅より徒歩5分程