絡み糸が無くなったので、継いでもらってます。絡み糸は、通常のタテ糸よりも細く精練していない糸になります。精練とは、蚕の口から出される糸は、繊維の周りにセリシンというタンパク質で固められていて、染める前にお湯で洗い流します。絡み糸は、ヨコ糸を押さえるためだけのもので、地になったり、柄になったりはしません。タテ糸の3分の1の本数で1600本あります。またこの機(はた)は、ヨコ糸の色がはっきりとして、鮮やかな配色になります。