テレビにご出演の瀬戸内寂聴さんの付けられていたお袈裟、もし手織りのお袈裟であれば、弊社が織ったお袈裟です。このお袈裟も寸法が細かく決められているので、非常に難易度の高い柄になります。首の後ろの中心を境に、紋の位置や花の位置が左右対称にならないといけないので、織るときは細かく寸法をはかりメモをとって合わすようにしてます。裂を納めるまでが仕事で、仕立て上がりのお袈裟は、何処で使用されてるかまではほとんどわかりませんが、たまにテレビで見かけるとやっぱり嬉しいものです。