「虎と馬」
虎と馬は、清水焼作家の澤村陶哉 作です。
虎は、力強くでもどことなく品格のある顔をしています。
馬は聡明な顔立ちで控えめ、しかし前に進もうとする秘めた強さを感じます。
「兜」
兜は、輪島塗の香合です。
「鯉の掛け物」
中国では、鯉が龍門を登り龍となって天空に舞い上がるという中国の故事から
"登竜門" "立身出世"に通じ、めでたいものの象徴となっています。
そのことから祇園祭の鯉山にも、左甚五郎作と伝わる立派な鯉が山の上に祭られています。
五月という月は、中国や朝鮮半島では陽の月であるといわれていますので、外に出て相撲をとったり、
川で水遊びをしたり、女性はブランコ遊びをしたりして陽の気をいっぱいとり入れ、来たる夏に備えます。
私達も爽やかな五月、陽の気をいっぱい浴びたいですね。