今回お得意様からご注文いただいた柄に使用する箔が上がってきました。
この箔は毎回注文毎に発注するので、毎回金の振り加減が変わります。似たようになりますが厳密には一点ものです。
箔自体が柄になっているので、端から順番に1本ずつ引いていく「順引き」という織り方をし、金の柄を合わせながら織るため、通常より時間がかかります。
弊社の使用する箔は、3㎝の間に100本になるように裁断したものを使用する為、箔を引く毎に確認が必要です。また裏向きで織るため、箔の裏には柄合わせの目印を漆の引いてあるところと無いとこのの色を目安に合わせていきます。