トンボは別名「勝ち虫」と呼ばれます。雄略天皇が狩に出かけた時、腕を刺した虻をトンボがくわえて飛び立った故事から、強く縁起の好い虫といわれるようになりました。以来、兜の前立てや武具に用いられるようになりました。また、前へ前へ進み、後ろに下がらないことから、勇猛果敢な虫として、勝利を導くと言われています。コロナウイルスが勢いをふるっていますが、負けずに“コロナに勝ち虫"です。